
田辺海上保安部と御坊市消防本部は23日、同市名田町の上野漁港内の海で合同の水難救助訓練を行った。
同市沿岸部での水難事故発生時、両機関が連携し、迅速・的確に対処できるよう合同で訓練を実施。合わせて40人が参加した。
海に落ちた人の通報を受け、捜索中の巡視船みなべが漂流中の要救助者を発見。巡視船搭載のゴムボートで救助し、上野漁港内の岸壁へ引き揚げた。
救助した人から「もう一人いる」との情報を得て、そのゴムボートに市消防の潜水隊が乗り込み急行。海の中を捜索し、発見した要救助者(人形)をゴムボートに引き揚げ搬送した。
情報共有から活動まで緊密に連携。本番さながらの水難救助を行い、市消防の角秀樹署長は「検索、救助、搬送で協力、連携できていた。これからも連携を密に、地域の安全に努めたい」、田辺海保の松井幸紀部長は「夏休みに入り、また8月に向け、マリンレジャーを楽しむ人の増加が想定される。自然災害への対応を含め、能力向上の訓練に励むとともに連携を一層強化してほしい」と講評した。


