第107回全国高校野球選手権和歌山大会は12、13日、2回戦が行われ、本紙エリア勢は日高中津が新宮・新翔を下して3回戦進出を決めた。日高中津は投打がっちり、守りからリズムをつくり、攻めては機動力や小技も使って着実に得点を重ねた。一方、紀央館は耐久の投手を打ちあぐね、初戦で敗退。南部龍神は桐蔭相手に追い上げを見せたが、及ばなかった。

日高中津は2回、大川の適時打で先制の本塁に滑り込み、雄たけびを上げる武田

 ▽2回戦
日高中津
0130020017
0000000000
新宮・新翔

 日高中津は打線が13安打に3犠打、4盗塁で7得点。2回2死一、二塁から大川の適時打で先制し、3回無死満塁から藤本の適時打と内野ゴロの間に2点を挙げ、なおも2死一、三塁から重盗で1点を加えた。6回は無死三塁から田端の犠飛、さらに1死一塁から西原の適時二塁打で2点を追加。9回2死二塁から途中出場、片桐が適時打を放った。守っては3投手が無失点でリレー。先発の髙松が5回3分の1、2番手の松本が0回3分の2、3番手の札辻が3回を抑えた。先発マウンドの髙松駿選手(3年)は「楽しく、打たせて取る自分のピッチングができた」と喜んでいた。

 ▽2回戦
耐久
0001120004
0000011002
紀央館

 紀央館打線は耐久先発・中村から、相手を上回る8安打も、2得点。2、3回に先制機を逸すると、4回は無死三塁から内野フライ3つ、5回は2死満塁から左飛で好機を生かせず、6回も1死満塁から押し出し四球の1点止まりだった。7回に1死一、三塁から皿山が適時打。9回2死から大江が左翼線二塁打を放ったが、力投した片山、上山、〓田を援護できなかった。

 ▽2回戦
桐蔭
0120200005
0000030014
南部龍神

 南部龍神は3安打ながら、8四死球で粘りを発揮。5点を追う6回、喜の二塁打と2四死球の1死満塁から2連続押し出し四死球と相手投手の暴投で3点を返し、最終9回、2四球の1死一、二塁から森川の適時打で1点差に詰め寄った。なおも2死二、三塁の同点、サヨナラ機をつくったが、一歩届かず。守っては先発の西川が粘りの投球。9回を一人で投げ抜いた。