20日投開票の参議院議員選挙和歌山選挙区で、参政党新人の林元政子候補(51)が7日、日本維新の会新人の浦平美博候補(53)も8日、公示後初めて日高地方入りした。

林元候補は御坊市のオークワロマンシティ御坊店前にマイクを握って立ち、有権者に公約を伝えた。経済に関しては「企業の内部留保は635兆円が積み上がったが、労働者の給料が上がらない。零細企業が倒産し、この30年間は経済成長しなかった。これは日本の政治が間違っている以外に他ならない」とし、消費減税や積極財政の必要性を強調した。少子化対策についても触れ、「1年間に和歌山県の人口に匹敵する90万人も減っている。巨額な予算をかけても歯止めがかからないが、理由は今までの予算のかけ方が間違っているためだ。子ども一人に月10万円の教育給付金を出すような大胆な改革が必要」と訴えた。最後に「日本人を守るという独立国として当たり前の政治を真正面から訴え、取り戻していく」と党のキャッチコピーに掲げている「日本人ファースト」を力強く語った。印南町のAコープ前でも街頭演説を行った。

浦平候補はオークワロマンシティ御坊店前の交差点でマイクを手に立ち、「1971年、第2次ベビーブームに生まれた私たちの世代は206万人。昨年の出生人数は68万6000人で、3分の1を割っています。社会保障のやり方を考えていかないと我々が後期高齢者になるころ、若い世代は支えられない」と主張。「社会保険料の引き下げには法律を変える必要がなく、政府の判断でやれる。経済の好循環を生み、現役世代をしっかり下支えして体力をつけてもらえば、高齢者の面倒をみられる社会の仕組みにできる。持続可能な日本、持続可能な故郷を次の世代に渡していかなければ。我々はそれができる、有言実行の政党」とした。ガソリン暫定税率についても「50年前にこの制度が生まれた頃と違い、今は地方こそ車が必要。誰も言わないからこの制度が半世紀も続いてきた。誰かが本気でやらなければ変わらない」と述べ、「改革マインドで和歌山の政治の勢力図を大きく変えてください」と声高く訴えた。午後は印南町、みなべ町でも演説を行った。


