
御坊市藤田町北吉田のハス池公園を運営するNPO法人北吉田蓮の郷の開園10周年記念イベントの染色体験会が29日、蓮の郷近くの倉庫で開かれ、午前の部には主婦やスタッフら合わせて30人が参加した。
講師は染織家・紬織の人間国宝志村ふくみさんの孫で、草木染め作家の志村宏さん(京都)が務め、「舞妃蓮の花の色を染める」をテーマに染色を体験。気品漂う皇室ゆかりの舞妃蓮の淡いピンク色を表現するため、染料には紅花を使用し、染料が溶けた液体に絹の生地を1分ほど浸した。日光と風にあてて少し乾かすと色が落ち着き、参加者は「かわいい」「きれい」と大喜び。志村さんからは「二度、三度と染料に浸すと一層色が濃く、しっかりとなります。つくりたいハスの色に思いを寄せて、染料に浸す回数は皆さんが好きなように決めていただきたい」とアドバイスを受け、参加者は思い思いのハス色を表現していた。
次回の染色体験会は10月12日を予定。テーマは「舞妃蓮の色を染める」となっており、今度は舞妃蓮の花托を染料に使って染色する。
蓮の郷では今月31日まではすまつりが開催されており、先月29日現在で舞妃蓮の花が満開。大型観光バスでの来場もあり、にぎわっている。


