NPBガールズトーナメント2025全日本女子学童軟式野球大会(8月14日から岡山県)へ出場する県選抜チーム「和歌山ハーモニーズ」に、日高地方の日高ドリームガールズから、西川双葉さん(御坊小6年)、庄内愛來さん(湯川小5年)、片山凛音さん(印南小5年)の3選手がメンバー入りした。大舞台での活躍へ燃えている。

県選抜メンバーは県内各支部から14人が選出された。和歌山ハーモニーズは2022年の全国大会で優勝、18年と19年は準優勝した強豪チーム。
ドリームガールズの各選手の活躍をみると、西川選手は主戦で3番。主将も務めるチームの大黒柱。投手では力強い速球を投げ、打者としても長打力を発揮する。ハーモニーズでは副主将を任された。
庄内選手は内野ならどこでも守れる器用さが持ち味で、安定感抜群。打者としてもシャープなスイングが光り、小技も得意。
片山選手も内野手で、外野も守ることができるオールラウンダー。打撃では高いミート力を発揮し、バントなどの小技でもチームに貢献する。
大会に向け、西川選手は「投手では完封、打者ではホームランを打ちたい。優勝できるように頑張ります」、庄内選手は「試合に出てヒットを打ちたい。バントなども決め、チームの勝利に貢献したい」、片山さんは「ヒットを打てるように頑張りたい。大きな声を出し、チームのムードを盛り上げたい」と意気込んでいる。今年からハーモニーズのコーチに就任した日高ドリームガールズ監督の野尻直克さんも「いい選手がそろった。全国でも活躍できる。優勝目指して頑張りたい」と話している。
大会には各都道府県の選抜や予選を勝ち抜いた48チームが出場。初日は開会式で、2日目から倉敷スポーツ公園マスカットスタジアムなどを会場とし、トーナメントで対戦する。