日高町は、観光庁の地域観光魅力向上事業で新しく、町内の観光スポットや地元食材が味わえるツアーコンテンツをつくる。補助金を活用して今後、メディア事業者や旅行業取扱業者と連携。これまでの誘客促進に向けた取り組みをバージョンアップさせ、継続した観光誘客と関係人口の創出につなげる。

 将来にわたり持続的に地域誘客が促進されるよう、地域資源を活用した独自性、新規性のある観光コンテンツの開発や販路開拓、情報発信など、中長期にわたって販売可能なビジネスモデルづくりを支援する観光庁の事業にエントリー。全国で272件、うち県内で11件が採択された。

 日高町の事業は「ヒストリーとネイチャーが織りなす熊野古道アドベンチャー・日高町の神秘と地元美食のエクスペリエンス」。大阪・関西万博開催を最大の好機ととらえ、万博来訪者の派生誘客を目的とした国内外向けに訴求力の高い「熊野古道」「温泉」「アサギマダラの飛来地」などの観光資源に着目したコンテンツの開発や情報発信を行って、持続的に日高町への来訪を促進、交流人口の増加につなげていく。

 新たに造成する観光コンテンツは「悠久の熊野の神々を訪ねて 熊野古道トレイル」「海からの熊野古道ハイキング」「西山低山ハイキング~アサギマダラの飛来地とフジバカマの植付体験~」の3コース。いずれも地元食材が堪能できる食事や弁当が付き、最後は温泉館「海の家」みちしおの湯で疲れた体を癒やしてもらう。

 今後の主なスケジュールは、7月にコンテンツ企画の検証、9月にモニターツアーの実施と商品の造成、10月に販路基盤の整備、11月にプロモーションの準備を行い、来年1月から販売開始。事業費は700万円(うち補助見込み額550万円)で、ツアーコースの構築ほか、パンフレット、熊野古道や西山アサギマダラの谷の案内標識の作製、アサギマダラやクエグッズのデザインと作製、テレビCM放送等を行う。