日高川町和佐、和歌山南陵高校(甲斐三樹彦校長)は14日、同校の正面玄関前の駐車場などでフリーマーケットを開催し、時折小雨が降る悪天候にもかかわらず、多くの住民らが買い物を楽しんだ。地域の交流を深めるきっかけにしようと、今回初めて企画。今後も月1回程度、定期的に開催する方針だという。

2022年、学校を運営する南陵学園(静岡県)が資金難のため教職員の給料未払いが発生するなどのトラブルが続き、静岡県から学生の募集停止命令(昨年11月に解除)を受けていた。
昨年4月、甲斐氏が新しく校長に就任。学校再建に取り組み、レゲエ調の校歌を取り入れたり学生寮を改装したりするなどを行ってきた。
今回のフリーマーケットも学校再建の一環で、県外の生徒が多い中、地元との交流を深めようと企画された。日高地方の事業所などに出店を呼びかけ、弁当、雑貨、日用品、地元産品、焼き鳥、パンなどを販売する15店舗がブースやキッチンカーで出店。午前9時の開店時には小雨がぱらついていたが、地域住民らが来場して買い物を楽しむ姿がみられた。約200㍍離れた南山野球場や陸上競技場でスポーツを楽しむ選手の保護者らも訪れて弁当などを買い求め、「南陵高校には初めて来ました」「フリーマーケットを通じて地域住民が集まるような場所になればいいですね」という声が聞かれた。
甲斐校長は「地元住民の皆さんに南陵高校のことをもっと知ってもらえるよう、今後も定期的に開催していきたい」と話している。


