農林水産相からの感謝状を受け取る久留米町長

 昨年1月1日に発生した能登半島地震の被災地で農業集落排水施設の被害把握などに協力したとして、農林水産大臣の感謝状が13日、日高川町に伝達された。

 農林水産業施設などの応急復旧に対する人材や資機材の提供、支援物資の運搬など救助活動に協力した全国135団体が対象で、県内では唯一となった。

 同町は1月16日から31日までの期間、集落排水施設を有す自治体で締結している災害対策応援に関する協定に基づき、職員計6人を派遣。2人一組で第3陣までを送り、石川県の津幡町、能登町、宝達清水町の3町で農業集落排水施設のマンホールのふたを1つずつ開けてパイプの破損状況などを調べた。

 伝達式では近畿農政局の中根繁地方参事官から久留米啓史町長に感謝状が手渡され、中根参事官は「能登半島地震では道路や上下水道などの施設に大きな被害が出た。日高川町はいち早く復旧対応に努められ、職員を派遣していただいた。農林水産省の職員としても心から感謝申し上げたい」と述べ、久留米町長は「日高川町は紀伊半島水害(2011年)で被災し、多くの皆さんに助けていただいた。職員は正月の最中から被災地を手助けしたいという思いで動いていた。南海トラフの大地震の発生が予想され、今後もいつ被災するか分からない。お互いさまです」と話した。