埴田の南部海岸で確認されたアカウミガメの卵

 みなべ町で28日、今シーズン初めてとなるウミガメの産卵が確認された。

 場所は埴田地内、鹿島神社近くの南部海岸で、同日昼前に上陸した足跡を見つけた住民から連絡があった。教委職員が砂を掘り、産卵しているのを確認した。同町は山内地内の千里の浜がアカウミガメの本州最大の産卵地だが、南部海岸への上陸、産卵はあまり例がなく珍しいという。

 今シーズンは今月21日に岩代海岸で初上陸が確認されている。上陸、産卵とも例年並みで、昨シーズン(上陸、産卵とも6月に入ってから)よりも早かった。メインの千里の浜での上陸、産卵はまだ確認されていない。

 ウミガメの上陸、産卵は近年減少傾向で、昨シーズンは上陸68回、産卵21回で1981年の統計を取り始めて以降最も少なかった。これから8月中旬までがシーズンで、教委では「ウミガメの上陸や産卵を見つけても光を当てたり、びっくりさせたりせず、見守ってほしい」と協力を呼びかけている。