現職の辞職と岸本周平知事の死去に伴う県議会議員日高郡選挙区補欠選挙(欠員1)は、舌戦もいよいよあと2日。無所属新人で元日高町議の芝充彦候補(53)=日高町高家=、無所属新人でまちづくり団体代表、岩永淳志候補(26)=美浜町三尾=とも政策浸透へ必死のラストスパートをかける。

 今回は突然の補欠選で、両候補とも出馬を表明したのがゴールデンウイークが明けてから。準備期間もほとんどなく、前哨戦と告示期間を含めても3週間余りという異例の超短期決戦。両候補ともそれぞれの地元では顔が知られているとはいえ、日高郡という広い選挙区全体ではともに知名度は低く、手探りでの選挙運動が続いている。

芝候補

 芝候補は「保守の議席を守りたい」と今月9日に出馬表明。11年間の町議経験があり、郡内の町議とのつながりや自民党県連など5団体からの推薦という力強いバックアップを頼りに、自身のフットワークの軽さも生かして支持を拡大。地元や同世代、自身や子どもらの野球関係のつながりも広く、着実に顔と名前を浸透させている。

岩永候補

 岩永候補は「日高郡と県、日本をつなぎたい」と今月7日に出馬表明。大阪出身、東京育ちだが、東京大学在学中も含めて6年間の郡内での生活で、地域活動を積極的に展開。おんぱく関係者や地元住民の支援を受け、郡内の人脈を頼りにじわじわと支持を広げている。若さとフットワークの軽さ、SNSをフル活用して若者層にもアプローチしている。

 広い選挙区で票が読みづらく、接戦の様相。全体的に関心も低く、浮動票の取り込み、無関心層の掘り起こしが勝敗を左右しそう。