6月1日投開票の知事選挙は早くも終盤に入り、無所属新人の宮﨑泉候補(66)は27日、共産党新人の松坂美知子候補(68)は28日、告示後2度目となる日高地方入りで支持を訴えた。岸本周平前知事の県政継承を掲げ与野党の推薦を受ける宮﨑候補が優勢、物価高騰対策を訴える松坂候補が巻き返しを狙う構図で、それぞれ握手でのスキンシップや街頭での演説などを行った。

宮﨑陣営は日高川町の4カ所、御坊市の3カ所で街頭演説、夜は御坊商工会館で個人演説会も開いた。日高川町役場の街頭演説では支持者ら約100人が参集。宮﨑候補は街宣車から降りて一人ひとりと握手したあとマイクを手にし、「いきいき働ける職場や人手不足の解消、働く機会の拡大を図りたい。日高川町で盛んな第1次産業もしっかり支えたい」と決意。「いままで以上に現場に足を運び、県民の声を聞いて行政を進める。笑顔あふれるわかやまにしたい」と声を張り上げた。地元県議や町議も支援を呼びかけ、ガンバローコールで必勝を期した

松坂陣営は、日高川町、印南町、みなべ町、御坊市で街宣カーを走らせ、各所で街頭演説を行った。演説では▽物価高騰対策へ消費税の引き下げ▽最低賃金の引き上げと、賃上げを実施した中小企業への支援▽若者の奨学金返済支援▽子どもの国保税無償化▽米の安定供給に向けた農家への所得補償▽訪問介護事業所の支援▽白浜空港の特定利用空港指定の撤回――などを揚げ、「一人ひとりを大切に、自分らしく生きられる社会、人権を尊重しジェンダー平等と平和を大切にする県政を目指していきます」と声を張り上げ、支持を呼びかけた。


