2009年8月の衆議院選挙で民主党が勝利し、自民党から政権交代した。当時、筆者はまだ10歳に満たない幼子3人を子育てしていたころで、民主党が選挙当時掲げた「子ども手当て1人2万6000円に引き上げる」というマニフェストに色めき立ったのを覚えている。当時1人1万円、3人目が1万5000円だったと記憶している。政権交代したが、現実は財源不足か何かで半額の1万3000円になり、今までより少しマシになっただけかと感じたように思う。民主党は2012年の総選挙で大敗し、再び野党になった。
政権運営については置いておくとして、政権交代したときの選挙戦はある意味活気があり、国民の関心も高かったように思う。国民の関心を政治に向けたという面では大いに意義があった。国民から期待される力のある政党があれば、選挙にも政治にも関心が高まるといえる。7月の参院選まで約2カ月、国民の心を引き付けるような魅力ある公約を掲げる政党がどれだけあるだろうか、大いに注目したい。
日高地方では23日、県議会議員補欠選挙が告示され、新人2人が立候補し、一騎打ちが繰り広げられている。住民の意見を政治に反映させるための代表者を、有権者である住民が決めるのが選挙であり、民主主義の根幹である。当たり前の繰り返しになるが、有権者の皆さんは棄権することなく、両氏の訴えにしっかりと耳を傾け、自分たちの代表となって政治を行ってくれると思う候補者に一票を投じてほしい。同日行われる知事選もしかり、続く参院選もしかり。8月には印南町議選もある。自分たちのまちのことを決めるのは自分たちなのだから。(片)


