
御坊市熊野、株式会社中家組の依頼を受け、元チェーンソーアート世界チャンピオンの城所ケイジさん(58)=田辺市龍神村柳瀬=が来年の干支にちなみ、馬の彫刻を制作した。
チェーンソーアートはチェーンソーで丸太を削って彫刻する芸術。城所さんは2005年からアメリカやドイツで開催された国際大会で4年連続チャンピオンに輝いた。
今回の作品は前足を上げた迫力のある跳ね馬(高さ約2・5㍍)。作業は4月下旬から取りかかり、長さ約4㍍、直径約1㍍のスギの大木を使って鬣(たてがみ)などもリアルに彫り上げた。
城所さんはこれまで同社の依頼で干支にちなんだ龍や蛇、中国の三国志に登場する関羽などを手がけており、今回の馬は5作品目となる。