みなべ町は9日、議会5月定例会(14日開会)に提案する13議案を発表した。一般会計補正予算は4億108万6000円で、4月のひょう被害に対する支援として約1億6000万円を計上している。
みなべ町では4月6日から15日にかけて4回、ひょうが降り、南高梅はすべての園地2120㌶で被害があり、収穫目前のウスイエンドウも大打撃を受けるなど甚大な被害が出た。町では農業者や加工業者を少しでも応援しようと5項目の支援策を打ち出した。
営農継続支援事業は来年度以降も営農を継続してもらおうと、次期作に要する肥料費の物価高騰分の2分の1を補助する。1㌶の目安を3万300円と算出し、2120㌶分で6423万6000円。
梅加工促進支援事業は、ひょうで傷ついた梅を廃棄せずに梅漬け加工を促すため、塩の購入費の物価高騰分の2分の1を補助。事業費は7000万円。
残り3項目は借入金の利子に対する補給金で、県の生活営農資金を受けた農業者を対象に利子分を町が0・725%補助する事業に1200万円。日本政策金融公庫のセーフティネット資金を受けた農業者を対象に利子分の1%補助に100万円。梅干し製造業者でセーフティネット5号認定を受けた中小企業者を対象に利子のうち1%を町が補助する事業に1333万4000円。
ほかの補正予算は役場庁舎、ふれ愛センター、生涯学習センターの照明をすべてLEDに更新する事業と上南部小学校のエレベーター改修等に約1億9500万円など。
人事では、不在となっている副町長に中野晴弘参事(61)の同意を求める。


