最大11連休となった2025年のゴールデンウィーク。長期休暇を利用してレジャーを堪能した人も多いだろう。朝の情報番組は連日、主要高速道路の混雑状況やイベント特集などGWに関連したトピックで持ち切り。どこかに出かける予定がなくても番組を見ているだけで、「ここに行ってみたいなぁ」「これを食べてみたいな!」と心が躍った。
ちなみに筆者はGWのほとんどを自宅で過ごした。晴れ間が続いたので普段洗えない仕事用のリュックサックを洗濯。ひっくり返すと飴玉や探していた三色ボールペンなど「ここにあったのか!」という物がたくさん出てきた。まるで宝さがし気分。遠くに行かなくても自宅で小さなワクワクを発見できた。リュックサックもきれいになったし、おまけに笑顔にもなれた。めでたしめでたし…と言いたいところだが、筆者はこのリュックサックには必要なものがほとんど入っていないことに気がついた。もしかしたら使うかもしれない、もしもなかったら困るだろう、と詰め込まれた品々。用意周到だという見方もあるが、筆者の場合は実際に使ったことのない物やほとんど使わない物ばかり。その上、何が入っているか把握できていない始末。これではリュックサックに「持ち主失格」だと指を指されても仕方がない。本当に必要なものはジャケットのポケットにしまえる程度の数点だった。生活をしているうちにいつの間にか増えてしまった不要物が、荷物として筆者の肩にのしかかっていたのだ。
GWの洗濯を機に、自分にとって何が本当に必要で何がそうでないか、いま一度見直したいと思う。今年のGWは筆者にとって学びウィークとなった。(丸)