開講式で実習へ向けて決意を述べる生徒

 南部高校(丸山寛校長)の南高版デュアルシステム実習の開講式が24日、同校で行われ、今年度参加する2年生12人がそれぞれ決意を表明した。

 デュアルシステムは学校の授業と並行して年間18回(前後期9回ずつ)、受け入れ事業所の協力で社会に出て職業訓練する取り組みで、今年度が第3期生。働くことの厳しさやコミュニケーション能力を身につけ、将来の進路選択の一助にする。

 3期生は稲薮望光さん、大久保歩夢さん、嶋本崇良さん、谷村優羽さん、谷本愛里さん、濵西晶さん、原麗来さん、深山悠さん、堀口虎之介さん、松井拳志さん、藪本昂大さん、山下音葉さん。こども園やアドベンチャーワールド、美容院、自動車整備会社などで実習する。

 開講式では丸山校長から激励を受け、12人がそれぞれ「自分の将来のため、笑顔で頑張りたい」「仕事の大変さや大切さ、やりがいを学んできたい」「周りの状況を見て行動できる大人に近づけるよう頑張る」などと抱負を述べた。