3期目への意気込みを示す久留米氏

 5月13日告示、18日投開票の日高川町長選に立候補を表明している現職久留米啓史氏(69)=江川=の後援会事務所開きが18日、小熊の防災センター近くであり、支持者ら約150人(主催者発表)が集まった。

 久留米氏は初当選からの2期8年間を振り返り、「住民の皆さんに日高川町民でよかったと言ってもらえるよう無我夢中で取り組んできた。決して順調という訳ではなかったが、多くの助けをいただき、職員と町政運営に取り組めたことに感謝している」と述べ、「5月には合併20周年を迎える。この20年間で本当に日高川町はよくなったと感じる。しかし、近年は人口が想像以上に減少し、すでに9000人を割り、8000人台の後半になった。今後も減少スピードを抑えることに力を注いでいきたい」と決意を示した。

 後援会の三村康雄会長(76)は「(久留米氏は)3期目を目指すことになるが、いま以上によりよい日高川町をつくってくれると思います」などと期待を込めた。

 久留米氏は3期目のスローガンに「みんなで創ろう豊かな町を」を掲げ、公約には人口維持、住民にやさしい行政、産業の振興、災害に強い町づくり、健全な行政運営を挙げている。

 他に出馬準備を進める動きはみられず、無投票が濃厚となっている。