
中学校の部活動を外部団体に委ねる「地域移行」で、御坊市で活動する男子バスケットボールの地域クラブ「CHOICE(チョイス) GB」が、19日から田辺市で開かれる中学校体育連盟の大会に初出場する。
御坊市内5校(御坊、湯川、河南、名田、日高附属)の生徒を対象にしたチームで、御坊日高を拠点に活動するクラブチーム「CHOICE」とは別に今月から始動。中学校部活動の地域移行が推進されるなか、受け皿となる地域クラブとして中体連の大会に出場する。
今月1日から御坊市立体育館での練習を開始。月、火、木の午後4時から、生徒は学校の部活動として参加している。
初めて参戦する大会は19、20日に田辺スポーツパーク体育館等で開かれる第75回県中学校バスケットボール選手権紀南ブロック大会。日高地方からのチョイスGBと日高中・南部中を含む男子10チーム、日高中、御坊中、南部中を含む女子11チームがトーナメントで熱戦を繰り広げ、チョイスGBは初戦で緑丘中(東牟婁)と対戦する。
チョイスGBの山﨑義生監督は「中体連の大会に出場するためのチーム。中学校の部活動として、バスケも選択肢の一つにしてもらえたら。みんなで仲良くバスケを楽しんでもらいたい」。主将を務める山﨑春駈君(湯川中2年)は「小1からバスケをやっています。去年(1年生のとき)は陸上部でしたが今年はバスケ部。初めての大会は緊張もあるけど楽しみ。やるときはやる、強いチームにしていきたい」と話している。