歴史を感じながら情緒ある熊野古道を歩く参加者

 みなべ町青少年育成町民会議のふるさとウオーク「熊野古道を歩いてみよう」が29日に行われ、千里王子から南部王子までの歴史を学びながら散策した。 町内の小学生と保護者ら16人が参加。出発地点の千里王子・千里王子跡参詣道では、世界遺産登録の前段階である国の文化財に指定されていることなどを観光ガイドから説明を聞き、情緒ある歴史街道を楽しく歩いた。南部峠の石仏、三鍋王子を巡って役場までの3・7㌔コースを約2時間かけてウオーキングし、笑顔があふれていた。

 参加者からは「普段歩くことのない道を歩けて楽しかった」「みなべの歴史を知ることができた」との声が聞かれた。