米粉マフィンやベーグルなどさまざまな種類のパンが販売され、行列ができるブースも

 御坊市本町商店街の活性化を図るARTを日常に!実行委員会は30日、同商店街で地元のパン屋が一堂に集まる新イベント「Boogie Woogieを日常に!」を開催し、春の陽気の下、家族連れらでにぎわった。

 実行委では「ARTを日常に」をテーマに絵やアクセサリーなどの作家や一般の作品を商店街で展示し、日常的にさりげなく芸術に親しんでもらえる環境づくりを目指しており、今回、作家との展示会と合同開催でパンのイベントを企画した。

 会場は大紀写真館前の空き地で、市内外のパン屋など10店が出店し、米粉マフィンやベーグル、焼き菓子、食パン、キーマカレーパンなどさまざまな自慢の手作りパンを販売。普段は店舗を持たずインスタでの抽選販売を行っている米粉マフィン屋「ばぁばのやさしいおやつ」などでは開始前から行列ができ、すぐに完売する商品もあった。コーヒーやチャイなどのドリンクやハンドメイドアクセサリー、海外セレクト雑貨、食器、アーティストアイテムの販売ブースもあり、人気となっていた。

 作家の作品展示はトリノスギャラリーで行われ、多彩なアート作品が出展された。一般から応募者を募った「春」テーマのイラストコンクール作品も展示され、来場者の投票や審査の結果を経て、近く各賞が発表される。