熊野御坊南海バス 安全機能完備の新車2台導入

 御坊市薗、熊野御坊南海バス株式会社の御坊営業所(長田昌万所長)に新車両が2台導入された。いずれも三菱ふそう株式会社製の55人乗り大型貸し切りバスで、衝突防止やドライバーの異常感知など安全対策を重視した機能が充実している。おととし9月にも同じ車両を1台導入しており、これで3台となった。

 開幕まで約20日と迫った大阪・関西万博に向けて準備を整えた形。新車両には衝突防止、車線逸脱防止、ドライバーの異常を感知して対応するセンサーなど、安全に関する機能が完備されている。全国的に乗務員の健康に起因する事故が発生している中、安全対策を万全に整えた対応。万博行きはすでに申し込みが入っており、会場へのシャトルバスとしても同営業所のバスが1台利用される。

 長田所長(55)は「コロナ禍が明けて以降、南紀のツアーなど多く入っております。万博も間もなく開幕いたしますが、安全機能を完備したバスで、安全安心で快適な旅行を皆様に楽しんでいただけるよう、サービスに努めてまいりたいと思っています」と話している。