興国寺の法堂で尺八を献笛する会員ら

 由良町門前、鷲峰山興国寺普化尺八道場法燈会(城本華山会長)の第43回法燈国師奉讃普化尺八献奏会が23日、同寺で行われ、同会員や県外の奏者が出演した。

 法燈会員のほか大阪、兵庫からも含め16人が参加。最初に法堂で献笛を行い、全員で「調子・嘘鈴」を吹奏。尺八の哀愁を帯びた癒やしの音色が響き渡り、幻想的な雰囲気に浸る参拝者の姿も見られた。

 献笛のあとは坐禅堂で座禅し、方丈で一人ひとりの献奏が行われ、それぞれの尺八の音色を響かせた。