由良のユニホーム姿で最後の試合を楽しむ選手たち

 小学生と中学生のサッカークラブ、由良FCが今月末で他チームとの合同チームとなるため、22日に由良町の海上自衛隊由良基地分遣隊グラウンドでお別れ試合としてハヤマヤパンコーボーカップが開かれた。

 由良FCは1994に発足。小学生のジュニアと中学生のジュニアユースがそれぞれ活動してきたが、部員不足により4月からジュニアはアミザージと合併して「アミザージ由良」として活動する。ジュニアユースは活動を休止する。

 由良のユニホームを着て最後に試合をさせてあげたいと、OBらが中心となって今大会を企画した。

 U―12の部と、中学生以上のU―15・一般の部の2部門に分かれ、フットサルで熱戦。天候にも恵まれ、選手たちは笑顔いっぱいにプレーを楽しんでいた。

 由良の神田歳治監督は「子どもたちとサッカーボールのおかげで30年以上続けてくることができて感謝の気持ちでいっぱい。たくさんのOBがいるので、これからもこういう大会を企画して、また由良でやりたいという子どもたちが増えれば活動できるようにしたい」と話した。