
みなべ町の岩代小学校(寺井克幸校長)は17日、全校児童38人で手作りした梅干しを東日本大震災の被災者に届けようと、宮城県気仙沼市の住民と交流を続けている紀州梅の郷救助隊の尾﨑剛通隊長に手渡した。
2013年から毎年続けている。保護者の梅畑で6月に梅を拾い、天日干しのあとシソ漬けにした梅干し。パック詰めして手作りのシールも張って完成させ、気仙沼には24パック(1パック200㌘)を贈る。
児童会長の殿畑ひなたさん、役員の上本葵央羽さん、石橋一真君、森口結衣子さん(いずれも6年)が校長室で尾﨑隊長に手渡し、殿畑会長は「被災地の皆さんにおいしく食べてもらいたいです」と思いを述べた。
救助隊は東日本大震災発生から1カ月後に気仙沼市で支援活動を行ったことがきっかけで、同市の浄念寺で毎年交流イベントを開催。新型コロナ禍以降は現地に行けず、交流のある住民に個別に発送している。尾崎隊長は「震災から14年経過し、現地にボランティアはいなくなったが、こうやって児童が続けていることを喜んでくれている。皆さんの思いをしっかり届けます」と話した。


