ノルディックポールを手に腕の動かし方に注意しながら歩く参加者

 御坊市のノルディックウオーキング体験会が7日、市立体育館で開かれ、50代から70代の13人が参加した。

 ノルディックウオークはフィンランド発祥のポールウオークの一種。県スポーツ振興財団の指導員2人は専用のポールを使ったノルディックウオークが、道具なしのウオーキングに比べて運動効果が20~30%アップすることや、膝、腰への負担が軽減されることを説明。参加者はポールの長さ調整をしたあと、ポールを使って実践。同じ方の手と足が同時に出てしまう参加者もいたが、徐々に慣れてくるときれいなフォームで歩いていた。

 周辺町ではノルディックウオークのイベントは行われているが、御坊市では「ポールの使い方を教えてほしい」などの要望があり、初めて体験会を開催。今後も続けるかどうか、参加者らの反応を参考に考えていく。