JR西日本は15日から、ダイヤ改正を実施する。4月13日開幕の大阪・関西万博に合わせて列車を増発するほか、きのくに線は昼の時間帯を中心に白浜方面から御坊方面への列車の接続時間を拡大するなど、利便性の向上が図られる。

 万博アクセス輸送では、15日から10月13日まで新大阪駅と桜島駅間を結ぶ直通列車、快速「エキスポライナー」を運行。桜島駅からはシャトルバスで万博会場へ結ぶ。万博アクセスに便利な列車の増発も行い、大阪環状線では朝と夜、JRゆめ咲線では夜、阪和線では朝に増発。

 また、乗り換え駅の接続改善へ発車時刻を変更。きのくに線は紀伊田辺駅での昼時間帯を中心に、白浜方面より到着する列車から御坊方面へ出発する列車への接続時間を拡大。和歌山線の高野口、笠田、粉河では下校時間に利用しやすいよう、発車時刻を変更する。