新生印南町新風会が発足し、二階氏(前列左から5人目)の参院選勝利へガンバローコールする参加者

 今夏の参議院議員選挙和歌山選挙区に出馬する自民党公認の新人二階伸康氏(47)=田辺市在住=を応援する新しい印南町新風会の発足会が12日夜、印南地内のJA紀州印南支所で開かれ、参院選勝利へ気勢を上げた。

 新風会は元自民党幹事長の二階俊博氏の後援会として活動しているが、印南町の日裏勝己町長と伸康氏をはげます会(庄門孝浩会長)らが中心となって、伸康氏の後援会に組織を再編。発足会では、新しい会長に日裏町長、副会長に堀口晴生町議長、森口詠士印南町区長連絡協議会長、はげます会の庄門会長の3人、顧問に湯川建一氏、幹事長にはげます会の藁科恭平氏が就任する役員案を提案し、出席した約50人の全会一致で承認された。メンバーには玄素彰人県議、各種団体の長、印南町議10人らが名を連ねている。日裏会長によると、新しい新風会を印南町がトップで立ち上げることで、今後は他市町にも同様の輪が広まって欲しいとの願いを込めている。

 発足会で日裏会長は「いよいよ参院選前哨戦へ本格的に突入した。いい成績を収められるように力添えを」と団結を求め、玄素県議や堀口副会長は「大票田の和歌山市内での票の掘り起こしへ知人、友人に声をかけていこう」などと支援を呼びかけた。

 二階氏は岸本周平知事からのアドバイスを受け、毎日朝と晩にJR和歌山駅に立っているとし「スタートラインに立ったが、後ろは崖っぷち。最後のチャンスと肝に銘じて4カ月間戦っていく」とあらためて決意表明。「声を形にする即戦力」を新たなキャッチフレーズに「住民の皆さんの声なき声、心の叫びに耳を傾け、4カ月後には伸康を選んでよかったと思ってもらえるよう精進していく」と声を大にした。最後は参院選勝利へガンバローコールを行った。