
みなべ町の梅の里トレイルラン2025(同実行委員会主催)が16日、高城中学校をスタートに開催され、271人が世界農業遺産の豊かな自然コースを快走した。
ショート(10㌔)は111人、ミドル(27㌔)は160人が参加。参加者は高幡山頂上からみなべ平野と紀伊水道、三里ヶ峰では連なる山々の絶景を楽しみ、大穂手街道ではかつて山の中の炭焼き小屋で焼いた炭を馬に乗せて里まで運んだ山道を走るなど見どころたっぷりのコースを満喫。高低差のある山道を自分のペースで進み、沿道の声援も受けて笑顔を見せていた。ゲストランナーの相原千尋さんと猿見田裕香さんも参加者と一緒に走った。
今回、地元勢の入賞はなく、ショートの部女子は山本まゆさん、同男子は黒岩勇禅さん、ミドルの部女子は山本庸子さん、同男子は貝瀬淳さんが優勝した。