
御坊市薗の画廊喫茶「さぼーる」で、塩屋切り絵クラブの作品展が開かれている。3月28日まで。
出展会員は60~70代の4人で、楠本弘子さん、北野朝子さん、川端郁子さん、佐藤しげ子さん。作品のモチーフは幅広く、海岸に咲くアロエやひまわりの花など地元の風景、恵比寿と大黒のおめでたい絵、風情のある竹林、海を行く帆船やそびえる城郭などの雄大な構図、かわいい子犬など緻密に黒い紙を切り抜いて描いた多彩な切り絵作品が並んでいる。
モノクロの作品、和紙や絵の具で彩色した作品と手法もさまざま。「切り抜いていくのは年数が経てば慣れてきますが、彩色は仕上がり具合を考えたりなかなか難しいです。そこが大変でもあり、楽しくもあります」「四季の作品を一堂に展示していますので、楽しんでいただければうれしいです」と話している。
開店時間は正午から午後6時まで。定休は日曜。問い合わせは同店℡0738—22—7261。