贈呈式であいさつする西川選手の父凌滋さん

 プロ野球、千葉ロッテの西川史礁選手(21)=日高川町山野出身=が14日、小学生時代に活躍していた地元の少年野球チーム川辺ウィンスターズに軟式用のバッティングマシン1台を贈った。

 西川選手は小学1年生から6年生までウィンスターズに所属。「自分を育ててもらったチームに何か恩返ししたい」と、今回のマシンを寄贈することになった。

 同日、練習グラウンドの川辺若者広場で贈呈式が行われ、沖縄でキャンプ中の西川選手に代わって父親の凌滋さん(59)が「マシンを練習に活用していただければ、史礁も喜ぶと思います」とあいさつ。チームを代表して中村縁主将(和佐小5年)が「マシンを使ってたくさん練習し、野球が上手になるように頑張ります」、丸山伸弘監督(45)も「練習に新しいマシンをしっかりと使い、この子たちの中から西川選手のような選手が出てくるように頑張ります」とお礼の言葉を伝えた。

 マシンは60㌔から130㌔の直球を投げることができ、自由にスピード調整できる。

 西川選手は中学生時代に所属していた和歌山日高ボーイズ(マリナーズ)にも、3月に硬式用のバッティングマシンを贈る。