野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が4日、沖縄県石垣市で行われている千葉ロッテの春季キャンプを訪れ、来年2月に開催される第6回WBCの日本代表候補の考えとしてドラフト1位の西川史礁外野手(21)=日高川町山野出身=らの名前を挙げた。

 井端監督は各球団のキャンプを視察。ロッテの西川選手に関しては「ファーストストライクから打てるのは強み。右の長距離砲は日本球界には少ないので、一人でも出てきてくれたら日本の野球のためにいい」と期待。西川選手も「プロに入ってからWBCの舞台で活躍したいという思いが強い。絶対にそこに入れるように頑張っていきたい」と意欲的に語った。

 昨年3月の欧州代表との強化試合では大学生ながらトップチームの侍ジャパン入りしており、この日の打撃練習では44スイング中10本の柵越えをみせた。