
御坊市は、御坊総合運動公園内に整備するスケート(ボード)パークの基本計画原案をまとめた。全体面積約2800平方㍍で、同様の施設では県内最大規模となり、中・上級者用と初級者用のゾーンを分けて幅広い層が楽しめるよう工夫。今月6日、スポーツ振興くじ助成金の申請を行っており、2025年度内の設計と工事完成、26年度からのオープンを目指している。
市内では愛好家でつくるスケートボード協会が22年5月に設立、同年8月には市に対して1万1655人の署名を添えて建設を要望した。23年度からは市とスケボー協会が施設内容を話し合い、今年度は市、協会、設計業者、アドバイザーの4者が協議を重ね、計画原案を練ってきた。
「魅力があり使いやすく愛されるスケートパーク」を整備コンセプトに、運動公園のパターゴルフ場跡を再整備。施設全体のうち中・上級者用が面積1300平方㍍で、「バンク」「ウェーブ」「スロープ」など多彩なセッションを設置。軸足が左右どちらのプレイスタイルでも楽しめる工夫もしている。このゾーンの周囲(面積500平方㍍、1周200㍍)を初級者用ゾーンにし、2つのゾーンは芝生等で区切る。夜間の利用ができ、原則利用料は無料の方向で検討。管理、運営についても引き続き協議していく。
総事業費は1億数千万円の見込み。「toto」などのスポーツ振興くじ助成金の申請が通れば、対象工事費となる約8700万円のうち、2000万円を上限に交付される。残りは市単独の負担。スケートパークは県内で和歌山市や田辺市に整備されているが、有田・御坊の紀中地域では初めて。

