
2024年産の県内梅収穫量は2万9700㌧で23年産から半減し、平成(1989年)以降で最も少なかったことが、農林水産省近畿農政局の統計で明らかになった。10㌃当たりの収量は現在の統計方法で取り始めた1973年以降最少となった。暖冬の影響で受精不良となったことが大きな要因。全国に占める割合は58%で、60年連続で収穫量日本一は維持した。
同農政局によると、収穫量は平成以降で最も少なかった1990年の4万1300㌧よりもさらに約3割少なかった。1973年当時は現在よりも栽培面積が少なかったことから、昭和年代の収穫量は24年よりも少ない年があった。
10㌃当たりの収量は620㌔で、前年から51%減となり、1973年以降で最少記録を更新した。出荷量も2万8700㌧で前年から51%減った。栽培面積は4790㌶で前年から1%減った。
全国の収穫量は5万1600㌧で、県産は半減したとはいえ全体の58%(前年は64%)を占め、2位の群馬県の4150㌧を大きく上回った。
農政局では「24年産は開花前の気温が高かったことから開花が早まり、受精不良となって着果数が減少したのが収穫量減少の主な要因」と話している。
調査は1950年から、収穫量の調査は71年から行っている。収穫量が最も多かったのは2013年の7万9000㌧だった。

