小学生バスケットボールの第51回マクドナルド県冬季ミニバスケットボール大会は15日と21、22日、紀の川市民体育館で男女各18チームがトーナメントで熱戦を繰り広げ、男子の部で御坊BBCjrが5年ぶり3回目の優勝を飾った。攻守にわたって高さと鍛えたスピードを生かし、豊富な運動量で全試合20点差以上の快勝。創部20周年の節目に男女通算5度目の全国大会(来年3月28日~東京・代々木競技場)出場を決めた。

 御坊男子は初戦の2回戦でKIBI―jrに56―23、準々決勝で田辺に94―19、準決勝でSUNRISEに64―40で勝利。決勝は5月の県大会準決勝で19点の大差をつけられて敗れ、夏に西日本大会で6位になっている強敵の紀伊に60―39でリベンジした。

 165㌢を超える山本、片桐、岡山の長身3選手やガード土井とフォワード川崎の各選手ら6年生がチームをけん引。4試合とも高さに加えて、強化したディフェンスとスピードをフルに発揮し、圧倒した。

 男女とも優勝が全国大会に、2~4位が近畿大会(3月1日~兵庫県)に出場する。狩谷勝コーチは「創部20周年で絶対優勝しようと臨んだ大会。実現できて本当にうれしい。選手たちは落ち着いて普段通り、それ以上の力を発揮し、よくやってくれた」と笑顔。全国大会へ「高さにスピードを兼ね備え、全国でも通用するチーム。最低でも1勝。自信を持って挑みたい」と話している。

 御坊男子のメンバーは次の皆さん。

 狩谷勝(コーチ)、芝崎良樹(Aコーチ)、向井貴典、坂下亜由未(以上マネジャー)、山本士桜、片桐伶、土井愛絆、木本久温、岡山泰誠、坂下颯真、川崎蒼士、祝部颯太、上野至、前田陽心、坂下仁哉、水流蒼天、松村夏希、宮路類、元中瑛翔、楠本健人、木下彩生、笹野陽翔、大廣奏斗