
高校ソフトテニスの最高峰と言われるゴーセン杯争奪戦ハイスクールジャパンカップ(ハイジャパ)の県予選が14日、橋本体育館で開かれ、男子で和歌山北の野田弦輝選手(2年)=由良中出身=のペアが優勝。各都道府県の優勝ペアのみが出場できるハイレベルな本大会(来年6月に北海道)への初出場を決めた。
男子には32組が出場し、トーナメントで熱戦。野田選手は同じ和北2年の選手とペアを組んで後衛で挑み、初戦は開智のペアを4―0、2回戦は和北のペアを4―0、3回戦は海南のペアを4―0、準決勝は和北のペアを4―0と得意のカットサーブを生かして安定した戦いぶりを見せ、決勝も和北ペアを4―1で下した。
小学1年のころからゆかわジュニアでソフトテニスを始め、5年生の時には全国ベスト8、由良中学校でも全国出場を果たした。高校で強豪の和歌山北に進んでからも実力を伸ばし、インターハイ出場や近畿準優勝の成績を残している。
ハイジャパは、トーナメント上位選手が出場できるインターハイと異なり、優勝者のみ出場できるよりレベルの高い大会。野田選手は初めての出場に喜び、「1勝でも多く勝ちたいです」と意気込んでいる。
ほか和北2年の下田隼輝(印南中出身)・山下來空(由良中出身)組、田辺2年の山口匠己選手(印南中出身)のペアも3位と健闘した。