ハウスで栽培した小玉スイカ 「ピノ・ガール」を収穫する清水代表

 冬でもおいしいスイカを食べてほしいと、印南町印南のこだわり野菜SHIMIZU FARM(清水ファーム、清水章広代表)で、今年もこだわり農法で栽培した小玉スイカの収穫が始まった。

 4年目の取り組み。品種は甘さと、種が小さくて種ごと食べられるのが特徴の「ピノ・ガール」。5連棟のハウス15㌃で栽培している。

 9月に定植、無加温で11月下旬には収穫できる大きさに育て、その後も水管理と寒暖差で糖度を高めながら、食感とのバランスをよくするため生育を緩める熟成貯蔵農法を実践。今年も糖度13から14と甘く、品質抜群のスイカが出来上がった。収穫は18日まで続く。

 マツゲン御坊店や田辺市の産直市場よってって・いなり本館で購入できる。清水代表は「今年も甘く、おいしく出来ました。ぜひ食べてください」と話している。