
みなべ町、高城小学校(友渕博文校長)の5、6年生18人が9日、ミツ箱作りに挑戦した。
緑育活動の一環で、箱作りに先立ち、6日にミツバチについて学習。みなべ町内のニホンミツバチ愛好家でつくる梅の友ミツバチ保存会の下村勤会長を講師に、ニホンミツバチが減っていることや、世界農業遺産でもある南高梅栽培にミツバチが欠かせないことなどを勉強した。
ミツ箱も下村会長やみなべ川森林組合の職員が講師に訪れ、児童たちは4班に分かれ、教えてもらいながら板にネジを打ち込むなどして箱を完成させた。6年生の西口統伍君は「初めての経験でしたが、ネジを打ち込むのが楽しかった。ミツバチが減っているので、ミツ箱に入ってもらって、ハチミツを見たいです」と話していた。
ミツ箱は4つ出来上がり、学校周辺に設置する。