27日夜、御坊市名屋の製材工場で火事があり、鉄骨トタン葺き約1800平方㍍が全焼。隣接する別会社のサイロにも延焼した。

 現場は国道42号天田橋北詰めから西約250㍍の日高川と西川の合流付近、製材所やソーラーパネルが立ち並ぶ地域で、御坊署等によると、午後10時28分ごろ、警ら中の署員が火災を発見、119番通報もあり、同署、市消防、市消防団合わせて17台40人以上が出動。消火活動を展開し、火は翌28日午前3時48分に鎮圧、5時57分に完全に消し止められた。

 この火事で工場や中にあった木材ほか、南側に隣接する鉄骨のサイロも全焼。出火当時、工場は無人だったとみられ、幸いけが人はなかった。警察と消防は28日、合同で現地調査を実施。出火の原因を調べている。