農作業などを通して田舎暮らしを体験できる由良町の「ユラ暮らしインターン」事業で、22日から来月1日まで東京の男性1人がミカンの収穫などを体験している。

 子どものころから約50年東京で生活してきた伊藤彰男さん(61)で、退職を機に田舎暮らしを考え、和歌山県のフェアやバイクでの紀伊半島ツーリングをきっかけに和歌山に住みたいと思い、県の中心にある由良町に興味を持った。

 ミカンの収穫は阿戸地内の白木山農園(桶田幸広代表)で体験し、山の斜面にある畑に入って収穫した。「由良町はコンパクトにまとまっていて、落ち着いた町で、住むのに適していそうです。農作業も楽しく、田舎暮らしを始めたら農繁期の助っ人などで働きたいですね」と話していた。期間中は町内の旅館などに宿泊し、ニンニク栽培なども体験した。

 昨年までは福岡県の一般社団法人主催でインターンを3年間行っており、今年は由良町主体で初開催した。