南部ライオンズクラブ(畑﨑恒定会長)は20日、創立55周年記念事業の一環で、献血を200回以上行ったみなべ町の3人を表彰した。
表彰を受けたのは、献血272回の株式会社西山代表、西山博康さん(70)=筋=、210回以上の冨士ふとん店代表、冨士八郎さん(75)=北道=、200回ちょうどの農業、森下秀夫さん(63)=埴田=。
この日、みなべ町役場で行った大献血大会の開催前に献血車両の前で表彰式を行った。大献血大会の山﨑崇大会長が一人ひとりに表彰状と記念品を手渡し、「皆さんの血液がたくさんの尊い命を救った。私たちも勇気をもらったので、これからも献血活動を続けていく」とねぎらった。
西山さんは「健康でなければ献血できないので、暴飲暴食しないよう気をつけるのはもちろん、60歳からは朝のウオーキングを始めた。献血を通じて私自身健康を手に入れることができた」、冨士さんは「高校生のとき、祖母が手術のためたくさんの人から血を頂いた。献血で少しでも社会に貢献できたならうれしい」、森下さんは「母が血小板投与を受けていたので、感謝の気持ちも込めて続けた。今日は母の25回忌の命日。これからも続けていきたい」とそれぞれ話した。