ボランティアでゴミ類を回収し、周辺をきれいに清掃する会員の子どもら

 県内外のレジャーボート愛好家らでつくるチーム日高(橋本和巳代表)と地元釣りクラブのローカルフィッシング(土井紀幸代表)は27日、御坊市の北塩屋漁港周辺でゴミ拾いを行った。

 両団体のメンバーと家族ら約130人が参加。ゴミ袋を手に同漁港周辺から日高港湾にかけて、空き缶やプラスチック容器などを回収した。周辺の草刈りも行った。

 2022年9月、長雨の影響でスロープに流木などが打ち上げられ、北塩屋漁港でボートを昇降する顔見知りのボート仲間ら7、8人が清掃活動を行ったのを機に、チーム日高が発足。その後は地元の釣りクラブも参加し、年2回ゴミ拾いなどを行っている。

 チーム日高の橋本代表は「日高港からきれいな海にボートを出して釣りを楽しませていただいていることに感謝の気持ちを持ち、今後も恩返しの形で利用客や釣り人へのマナー向上の啓発にも努めていきたい。清掃活動に参加してくれる人も増え、年々、ゴミも少なくなっている」と話していた。