「重たいよ~」 大きなサメを持ち上げる子どもたち

 県漁業士連絡協議会まき網部会が主催するお魚教室が25日、御坊市の塩屋漁港で開かれ、塩屋小学校(間野祐樹校長)の5年生8人と名田小学校(伊藤義昭校長)の5年生18人が参加した。

 水揚げした魚と触れ合う「お魚タッチ」では、アジ、エイ、タコ、フグ、太刀魚などに子どもたちは大興奮。水槽を泳ぐ魚を捕まえようと奮闘し、大きなサメの尾を持って笑顔を見せる姿も見られた。

 クエの稚魚の放流やカンパチの解体、漁船や施設の見学などが行われ、昼は脂がたっぷりのったカンパチの刺身やあら汁、シラス丼などを味わった。
 魚と触れ合った子どもたちは「楽しい!」「ザラザラする魚もいた」と笑顔。塩屋小OBでもある同協議会の塩谷昇会長は「地元の海でどんな魚が獲れているか、生きている魚を見て触れて知ってほしい」などと話していた。