リーグVに貢献した小池選手

 阪神大学野球の2024年度秋季1部リーグ戦最終節第2試合が17日、大阪シティ信用金庫スタジアムで行われ、御坊市出身の小池倖史郎選手(3年、湯川中―箕島高)がメンバー入りする天理が大体大に逆転勝ち。すでにリーグ新記録の8季連続優勝を決めているなか、最終戦を白星で飾った。小池選手も全10試合に先発出場。チームに貢献した。

 リーグ戦は6校による2試合総当たりのポイント制(勝ち3、引き分け1、負け0)で実施。9月に開幕し、天理は今月13日の第5節第2試合に勝利して優勝を決めていた。最終成績は9勝1敗の27㌽。秋の大学日本一を決める明治神宮大会出場(2枠)をかけ、11月1日からの第22回大阪市長杯争奪関西地区大学野球選手権大会に出場する。

 小池選手は9試合に右翼手、1試合に中堅手で出場し、打撃は2番で38打数11安打、打率2割8分9厘、打点2、得点9、四死球7、犠打1、盗塁1の成績。開幕戦で右前適時打を放ち、関西国際との第2戦で2安打、大体大との第1戦で中越え三塁打、優勝を決めた大産大との第2戦では適時打を含む2安打を記録すると、最終戦でも二塁打2本の活躍を見せた。