川に入って掃除する参加者

 御坊市の御坊下川河川愛護会(赤阪修一会長)は13日、市内を流れる下川の清掃活動を行った。
 関係する町内会から約70人が参加。島の玉置石材店前から美浜町田井の旧入野産婦人科医院付近まで、約1・3㌔にわたって掃除した。参加者は胸まである胴付長靴などを身に着け、川へ入って水中に生い茂った水草を刈ったり、岸辺に長く伸びた雑草を抜いたりと作業に励んだ。

 集まったごみは軽トラックで10台分ほど。赤阪会長は「寺内町を訪れてくれる観光客に気持ちよく観光してほしいとの思いで清掃活動を始め、もう30年以上になります。年々市民の皆さんの意識も上がっているようで、以前は自転車などが捨てられていることもありましたが、今回はポイ捨ての空き缶などほとんどみられませんでした。喜ばしいことと思います」と話していた。