目や耳がスターチスで彩られたかわいいスターチュス

 御坊市制施行70周年を記念した新たな市オリジナルキャラクター「スターチュス」が誕生した。
 考案者は名田町野島出身のイラストレーター井ノ上博之さん(ペンネーム・ぽん吉)で、市が御坊の特産スターチスを取り入れたキャラクターの制作を依頼していた。スターチスとハムスターを合わせ、耳やひげなどがスターチスになっているかわいい「おはなの妖精さん」。いつもフワフワ浮いていて、ふかふかモコモコ、もっちりしているため、「ぬいぐるみみたい」とよく言われ、何でも包み込むやさしい性格で、みんなの笑顔が大好き、自分に似ているお餅も好きなど、細かな設定もある。市公認PRキャラみーやちゃんとは友達。スターチュス誕生記念として15日から来年3月28日まで、庁舎1階ロビーでスターチュスのタペストリーや井ノ上さんの代表作品を展示する。

 井ノ上さんはゲーム雑誌や書籍での漫画やイラスト制作、ゲームのキャラデザインを手掛けており、4年前から「おやさい妖精さん」も描いている。白菜と犬の「ハクサイヌ」は中国で大人気となり、日本でも「おやさい妖精さん図鑑」が発行された。今回の新キャラ制作には「スターチュスちゃんがたくさんの人に親しまれ、御坊市のことを知っていただけるきっかけになればうれしいです」と話している。

 市役所ロビーにピアノ常設も 市役所ロビーでは今年6月から8月30日まで期間限定でピアノを設置していたが、好評につき今月15日から、常設展示を行うことになった。演奏可能時間など詳細は市ホームページに掲載している。