
県トラック協会はラッピングトラックを使った県や市町のPR事業を展開しており、今年度は県内で計13台を導入した。
2010年から環境啓発事業の一環で、トラックのボディにラッピングを施したのが始まり。今年度は日高地方で3台が導入されており、御坊市の紀勢運輸株式会社は市制施行70周年に合わせて「70」のナンバープレートが付いた11㌧トラックの背面(縦2・8㍍、横2・5㍍)に市観光PR大使のみーやちゃんや花が色鮮やかに描かれたデザインをラッピングし、20日に市役所前でお披露目した。
県トラック協会の榎本智信副会長は「原油価格をはじめとする物価高騰の中で県や市町の助成金事業の支援を受けたお礼も兼ねています」。紀勢運輸の杉本和隆代表取締役は「70周年の節目に御坊を盛り上げていければ」。三浦源吾市長は「関東で走っていただけるということで御坊のPRになり、こんなうれしいことはない」と感謝した。
日高地方ではこのほか、印南町の南洋運送がかえる橋、みなべ町の楠谷運送が梅を描いたラッピング車両を導入している。