全国的に市街地へのクマの出没が相次いでいる中、日高町でまたも新たな目撃情報が寄せられた。町では警戒を強めるとともに住民に注意するよう呼びかけている。
町によると、12日午前1時ごろ、萩原地内、内原小学校北約100㍍の国道42号信号交差点付近で、通りがかった人が子熊とみられる動物を発見した。午前中には学校等に連絡され、町では町内放送で注意を呼びかけた。内原小学校の通学路にもなっており、教諭、教育委員会、御坊署員らが警戒に当たりながら児童たちは登下校した。
町では今年5月21日から27日にかけて、高家、小中、萩原の3カ所で目撃されている。今回が同じ個体かは分かっていない。