県高校ホッケー選手権大会が5日から7日まで日高町のマツゲンスポーツグラウンドで開かれ、女子の部で紀央館が4年ぶり14度目の優勝を決めた。男子の部でも同校が準優勝し、男女そろって11月2日から4日まで奈良県天理市で開催される近畿選抜大会に出場する。
男女各部に3校ずつが出場し、リーグ戦で競った。紀央館女子は初戦で和歌山商業と対戦。竹中がドリブルでゴール前に持ち込んでシュートを決めて先制し、その後も串本、土塀、市原らが得点し、6―0で快勝した。
続く田辺戦は立ち上がりでペースをつかんだが、その後は一進一退の攻防。両チームとも得点を奪えず0―0の引き分けに終わった。結果は紀央館と田辺が1勝1分けだったが、得失点差で紀央館が優勝となった。
紀央館男子は初戦で箕島と対戦。則岡がゴール前の混戦からボールを押し込んで先制。すぐに同点に追いつかれたが、弓中、前田らのゴールで7―1で勝利。続く田辺戦は山田、則岡がゴールを決めたが、試合の流れをつかみきれずに惜しくも2―4で敗れた。
顧問の喜多英登監督は「ミスからの失点を防ぐことなどを修正し、近畿では男女とも全国出場につながる3位以内を目指したい」と話している。
女子=喜多英登(責任者)、上久保晴加(監督)、久保かなえ、上野山侑里、花本佳乃、初井彩華、鉢本真央、土塀千聖、原口紗莉、湯川未羽、竹中璃子、串本琉夏、市原安彩▽男子=上久保晴加(責任者)、喜多英登(監督)、則岡慶、哉原亮太、上田漣、深海晃生、岡﨑柊水、林愛斗、前田吏槻、坂井秀伍、弓中尋斗、今福楓大、山田丈太郎、森本宙