太鼓、へら廻し、獅子舞の練習に熱がこもる(光川地区)

 日高地方の秋祭りトップを飾る印南町の山口、印南両八幡神社祭礼「印南祭」(10月1日宵宮、2日本祭り)へ向け、印南町や御坊市名田町では「ならし」(練習)が始まっており、町じゅうに太鼓や笛の音色が響いている。

 光川地区ではコミュニティーセンター前で行っており、太鼓、太鼓の前で踊るへら廻し、獅子舞、笛を担当する小、中、高校生と、指導する大人が集まり、熱のこもった稽古が連日行われている。今年は太鼓が田端一葵君、へら廻しが丸山葵都君、獅子舞が片山紫音君と川端一輝君で、本番へ向けて張り切っていた。

 印南祭は、山口八幡と印南八幡で同じ日にそれぞれ行われる二つの祭りの総称。山口八幡は濵、地方、西山口、津井、楠井、上野、野島が氏子で、激しい屋台の競り合いや雑賀踊りなどが見どころ。印南八幡は本郷、宇杉、光川、東山口が氏子で、全国的にも珍しい川渡りが有名。