自民党県連が次期衆院選和歌山新1区の候補者に決定した和歌山市議会議員で新人の山本大地氏(33)=同市在住=が2日、和歌山市の党県連会館で会見し、立候補への抱負を語った。
山本氏は関西大学法学部法学政治学科卒業。紀陽銀行での勤務、門博文元衆議院議員と鶴保庸介参議院議員の公設秘書を経て2022年8月の和歌山市議会議員補欠選挙で初当選し、現在2期目。出馬に向けては「政治不信が広がる中、政治を、そして自民党を変えてやるんだという情熱で候補者の公募に申し込んだ。クリーンな政治をしていきたい」と決意表明。起業支援や観光、農業振興に意欲をみせ、「若さと情熱で地方の声をしっかり国政に届けたい」と話した
同席した県連会長の石田真敏衆議院議員は現在党本部に公認申請を出していることを報告し、「1区での議席獲得へ総力を挙げて臨みたい」とした。
1区には、日本維新の会現職の林佑美氏(43)、参政党新人で食品販売店経営の林元将崇氏(26)、共産党新人で元和歌山市議の井本有一氏(58)、立憲民主党新人でコンサルティング会社経営の村上賀厚(のりあつ)氏(65)が立候補を予定。山本氏の表明が5人目となった。